久々に着物を着ました。
藤鼠の紬に、生成りの紬の名古屋帯を締めて。
ただ出して、着て、また仕舞うだけですが、
そんな些細なことも余裕がないと
思いつきません。
今回着物を着たときに使用した腰紐は、
モスリンできれいな柄が入っていました。
祖母のお友達が作ったという腰紐。
腰紐など、見えない部分ですが、こんな
きれいな紐で結んでいると思うと心が和みます。
わたしが着物を畳む間に、祖母が
腰紐を畳んでくれたのですが、三角に折られた
腰紐はなんだかお手玉みたい。
外は雪でしたが、もう冬の格好には
飽き飽き…。春が待ち遠しいものです。