今日も休日気分-緞子黒帯


連休中、祖母宅で着物の整理をしました。

そこで祖母が「これ、私のおばあさんの帯」と見せてくれた

黒の緞子の名古屋帯。祖母のおばあさんは、

鏡さんという名前で、武士の娘でした。

わたしが生まれるずっと前に作られ、

戦火も逃れてここにある帯。

いつかわたしが帯や着物を作ったら百年先に

わたしの知らない子孫が締めてくれるかな。

そんな妄想に浸りながら着物は浪漫だな、と思いました。

今日も休日気分-ルビー


本日は両親のルビー婚式でした。

結婚40年。40年いっしょに過ごすって考えてみると

すごいことのような気がします。

わたしたち娘にとっても両親の仲がよいことは

うれしいし、しあわせなこと。

これも人生のひとつの財産なのかなと思います。

今日も休日気分-燕柄青塩瀬帯


連休2日目は、着物のトークイベントへ。

20名弱の小さなイベントでしたが、ほとんどみんな

着物だったので、トークを聞きつつ、

周りの人たちの帯や襟を眺めていました。

わたしは、白大島に燕柄の塩瀬の帯を締めていきました。

帯揚げ、帯締めは白。初夏の着物は好きな白を

活かせて楽しいです。


さて、トークイベントでは、男着物はモテるとか、

黒子が登場する映画などが話題に。

黒子の動きって繊細で、日本舞踊の要素が

必要だとか。黒子にちょっと興味が出てきました!

今日も休日気分-武相荘


連休初日は、鶴川の武相荘 へ。

先日、「白洲正子自伝」を読み返したばかり。

武相荘を身近に感じたのでした。


連休だし、よいお天気だったので

人が多かったのですが、落ち着く空間でした。

でも…白洲夫妻の粋さが展示の仕方や

ショップに表現されていないような。ちょっと残念かも。


今日も休日気分-梅2009

先日祖母が白内障の手術で入院&退院。

右、左と1週間ごとの手術ですが、

とりあえず右目を終えて、帰宅し、二人で

コーヒーを飲みながら硝子越しに

庭を見ていると、「あら!よく見えるわ」と祖母。

めじろが椿にぶら下がっているのが

今まで見えなかったそうです。椿の隣の

梅の花もぼんやりピンクにしか見えなかったとか。

それもよく見えて、嬉しそう。

今週左目の手術をしたら、祖母の視野は

もっと広がりそうです。祖母の目に春。


ひ孫たちが小学校に上がるまでは元気でいたい

という祖母。ずっとずっと生きるのは

無理だと思うけど、できるだけたくさん生きて

欲しいです。まだまだ聞いておきたいこともいっぱい。

祖母がしばらく大好きな春を楽しめますように。



今日も休日気分-初詣2009


あけましておめでとうございます。


年末は予定いろいろで、気がぬけない日々でしたが、年始はのんびり。

元旦には初詣へ行き、おみくじを引きました。

末吉。縁談は騒ぐと破れる、らしい。気を付けなくちゃ。

友達に会うたびに、独身はもうわたしだけだ、と落ち込んでいましたが、

年末に会った友人のほとんどが独身に戻っていました!


もう焦る年でもないし、ここからは第2の独身ライフを

楽しむもよし!? みんなに便乗してわたしも気分は第2ステージ。

そう思うとなんの変化もない日も少し希望がもてるような…。


実は今不満がいっぱいのわたしですが、

これを機に、いろんなことが開けていくといいなと思います!


今年もどうぞよろしくお願いいたします。

蕎麦


週末、塩原へ行ってきました!

蕎麦の会の集まりだったので、メインは蕎麦。

でも、合間に、尚仁沢やもみじ谷大吊橋を歩き、

東照温泉や湯守田中の野天風呂に浸かるなど

自然と温泉も満喫。


蕎麦は、野点庵、風だより、蕎心庵をまわりましたが、

どこも美味しい~。風だよりでは同行していた会の方が

打った蕎麦をいただきました。

打ち立ては引き締まった感じ! つゆは、お店によって

辛め、甘めとありましたが、わたしはちょっと甘めが好み。

蕎麦湯で割ったときに食後の満足感が高まる気がして。

でも、蕎麦は締め。蕎麦に至るまでの蕎麦前を楽しむ

みなさんの様子が印象的でした。


ちなみに蕎麦前で飲んだのは、下野和醸、八海山、

那須乙女、ほかに鷹勇もいただき、あとは何だったかな…。

酒は甘いのがいいか、辛いのがいいか聞かれましたが、

わたしはどっちもいいです。蕎麦つゆも比較的

甘いのがいいかなと思いますが、これも厳密に言うと

辛めも美味しいです。結局、誰とどれだけ楽しく

食べるか、食事はそこに尽きるのかも。

二十五菩薩来迎会2008


今日は、3年に一度の行事、

二十五菩薩来迎会へ行ってきました。

甥っこが生れて、3度目の夏。

彼は初めて見に来ました。

でも、白道なんて言われてもピンとくるはずもなく…


厳かな雰囲気なのですが、

菩薩のお面をかぶった人たちが橋を渡る様子は

なんとなくおかしいのです!

そのおかしさがちょっと仏教的!?

そんな仏教が根底にある日本もいい感じだな

と思ってみたり。


そして、今日の喜びは、お坊さんが

橋の上から撒く、散華を運よくキャッチできたこと!



絵馬


こんな暑い季節に行くつもりはなかったけど、

近くまで行ったので、せっかくだから京都へ寄ってきました。


お食事処を探してぶらぶら歩いていると、

安井金比羅宮 に行き着きました。「縁」に敏感なわたしは

ちょっとお参りを。縁みくじにも挑戦。


 玉よする 浦わの風に空はれて光りをかはす秋の夜の月


という歌が添えられた中吉。

運勢は、「長年抱いた夢を実現できそうに見えます。積極的に

物事に取り組めばさらに運気は開けるでしょう。」とのこと。


いいことが書いてあり、心晴れ晴れ。でも長年生きていると

長年抱いている夢も増えてきて、「どれだろう?」

「なんだろう?」と思ってみたり。実現できそうな夢って、

もしかして、アレかしら…???


帰り際、みんなの絵馬をのぞいたら、結構怖いことも

いろいろ書いてありました…。こんなところに自分の名前を

見つけてしまったら、ちょっとした納涼気分を味わえそう!?

ジェーン・オースティンの読書会


読書会がアメリカでは流行っているとか。

すてきです。この映画もすてきでした!


わたしにとって読書会は懐かしく甘美な響き。

高校生の頃、学校の先生数人と生徒の15名ほどが

放課後集まって、1冊の本を読み、語り合っていました。

第1冊目は、旧約聖書でした。

あれは…、読むのが大変でした。でも普段授業は見られない

先生たちのプライベートな視点に触れられるのが

楽しかったし、豊かな気持ちになれたのでした。


その後、物書き同志の会で高校時代の先生たちに

再会したのですが、校長先生をはじめ、お世話になった

先生たちは、先生という枠を超えて人間的にみんなとても

魅力的だったと改めて感じました。教師によるいろんな事件が

日々取り沙汰されていますけど、わたしはよい先生に

囲まれていてよかった。あの頃は気づかなかったけど、

この映画をみて思い出せた読書会のこと。

これからは時々思い出して心をあたためたいものです。